コンサルタントはつぶしが効かない職業
先日、海外にMBA留学に行っている友人とチャットをしていて、コンサルタントという仕事について話をしました。と、言うのも、やはりMBA留学している彼の周りにはコンサルタントを志望している人が多いとのこと。
コンサルタントのキャリアについては、稚拙ながらポストコンサルタントのキャリアパス 30代の場合で、書きましたが、改めて、事業会社で働く、ということと、コンサルタントとして働く事の違いについて、考えてみたいと思います。
先日、海外にMBA留学に行っている友人とチャットをしていて、コンサルタントという仕事について話をしました。と、言うのも、やはりMBA留学している彼の周りにはコンサルタントを志望している人が多いとのこと。
コンサルタントのキャリアについては、稚拙ながらポストコンサルタントのキャリアパス 30代の場合で、書きましたが、改めて、事業会社で働く、ということと、コンサルタントとして働く事の違いについて、考えてみたいと思います。
サラリーマンは「会社の歯車」だとか、何かと悲哀の対象になりがちですが、本当にそうでしょうか?
本書は、サラリーマンが単に会社の歯車として働くのではなく、むしろ、自分のために会社を徹底的に活用する事を推奨してます。もちろん、合法的に。
では、サラリーマンであることのメリットとは何でしょうか。サラリーマンが会社に所属することで得られるサラリー(給料)以外のメリットとして、本書では次の3つをあげています。「人」「技術」「環境」です。
「人」とは、社内にいる各種専門家(経理や法務、ITやマーケティングなど)はもちろん、上司から学べること、同期から学べることなども含めて、会社に多くの人々が働いており、彼らの知識や経験(談)などは、会社にいないと見られない、聞けないことばかりでしょう。
また、あなたがマネジメントや部下を持つ立場なら、人を育てることから学ぶことも多々あるでしょうし、自分が苦手な事は、役割分担をすることで、自分のやりたいことに集中できるのも組織があるからこそです。
次に「技術」。会社として、事業を行う中で培ってきている専門的なノウハウや、一般的な会社組織としての基本的な技術(名刺交換や、電話の出方などのビジネスマナー)から、その会社や業界独自の専門的な技術などは、会社に属していると当たり前のように感じてしまいますが、いざ会社の外に出てしまうと、絶対に目にすることが出来ないものが多いです。
「環境」とは、施設設備です。自席、パソコン、会議室、業務ソフトなど、フリーランスでは自ら負担しなければならないものも、会社のお金で使うことが出来るのもメリットです。業務用のソフトウェアなどは、そこで使い方をマスターすることもできます。
こうした環境はあったとしても、活用しようという意図で活用しなければ、宝の持ち腐れです。会社を活用するには、次の三つのステップがあると言います。
まずは「会社から学ぶ」。上述の通り、人や技術、環境などから学ぶこと、吸収することです。次いで「会社で活躍する」、こうした環境を活かして、実践し、活躍すること。単に学ぶだけでなく、自分のものにするためにも、会社における仕事で活用していきます。そして、最後に「会社を活用する」。活躍し、実績を積むことで、自身のやりたいことを会社の中でも実行しやすくなるはずです。
本書では、こうした会社活用の重要性から、具体的な仕事の進め方まで、細かく紹介されています。仕事に限らず、例えば、会社の信用力を活用して、ローンを借りるなども、会社に属していないとできないことです。クレジットカードでさえ作るのが大変です。確定申告などをしなくても済むのも会社に属しているからこそでしょう。厚生年金や福利厚生なども言わずもがな。
そもそも会社を活用して何をしたいのかが大事ですが、意外とサラリーマンは自身が恵まれた環境にいることに気がついて居ません。本書のような視点で会社を眺めてみると、無限の資産がそこに眠っていると気付くでしょう。そして漫然と仕事をする事の勿体なさに気付くのではないでしょうか。
会社を辞めたいと悩んでいる方、今の仕事ではない、次を考えている方、独立しようと考えている方は、一度本書を読んでみては?
| 会社とことん活用術 | |
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ビジネスでは常にスピードが重要だと言われます。どんなに良いビジネスアイデアでも、だれかに先手を取られてしまっては、先攻者利益を誰かに持って行かれてしまうでしょう。
また、先が見えず、正解がないのがビジネスでもあります。練りに練り上げた企画が必ず上手くいく必然性はなく、それならば、いかに早く決断し、試行錯誤を行いながら、より正解に近しい答えを探っていく事の方がより近道だったりします。
本書は、そんなスピード重視の経営を行うトリンプインターナショナル社長吉越浩一郎氏による、スピード経営の方法や、組織作り、仕事術など、トリンプでの実際の取り組み事例を元に紹介しています。
タイトルである「2分以内で仕事は決断しなさい」というのも、決して大袈裟な表現ではなく、トリンプで実際に行われている有名な早朝会議を指しています。
この毎日行われる早朝会議は、社長以下、役員、幹部、部長、担当課長を含む70名の会議。
毎日50~70のテーマを、2分以内で、即断即決で裁決していきます。短時間で徹底して詰められるため、担当者も社長も必死なる様は、この有名な早朝会議を見学に来る外部の方を驚かせる程。
効率化を進めるため、トリンプでは他にも様々な仕組みがあります。
生産性を高めるために、長時間働いて
、残業するのではなく、業務時間内の生産性を高めるため、当然残業は禁止。しかも、言葉だけでなく、罰金という罰則まで設けて徹底しています。さらに、12:30~14:30を「がんばるタイム」とし、この間は、電話も私語も禁止。オフィス内を歩き回るのも禁止。デスクワークに徹底して集中することを求められます。
当然、これも守らなければ罰金です。
少し極端なように聞こえるかも知れませんが、こうして、細かく時間を区切る事で、時間意識が高まり、時間内でいかに効率的に仕事をするのか、考えさせられるわけです。さらに、それが組織全体で行われる事で、より成果が出やすい環境を作れているのではないでしょうか。
リーマンショック後、一気に仕事が減り、残業を減らし、休日を増やすような取り組みをした会社がありますが、これも徹底したことで、実は限られた時間でも、通常と同じくらいの仕事をこなせる事が分かったというような話しもあります。
日本のホワイトカラーは、海外と比べると生産性が低いと良く言われます。それは、意思決定が遅くなりやすい環境にある事も要因として大きいと考えます。階層の多い組織構造で、根回しを要する会議運営に、責任を取りたがらない風土、などなど。和を重んじる日本らしい所ではありますが、スピードが求められる現在においては、適さなくなってきているのではないでしょうか。
本書は、企業として、組織としての生産性・効率性をあげるための参考となる、トリンプでの取り組みが豊富に紹介されています。もちろん、紹介されている方法を真似るだけでは、定着させるのは困難でしょう。考え方を含めて、徐々に浸透させていくものかと思います。
組織の生産性を高めたいと考えている、マネージャーやリーダーの方に限らず、現場の一社員にとっても、効率性を意識して働くうえで具体的で非常に参考になる本としてお勧めです。
| 2分以内で仕事は決断しなさい | |
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以前から慢性的に残業が多く、もっと仕事の効率をあげて、プライベートな時間の確保も考えたいと思っており、手にとった本です。
本書は、タイトル通り「お先に失礼」する事の重要性から、そのための、単純業務の時短方法、そして、会社によりますが「お先に失礼」しずらい環境があったりする、そうした中でも、周りに迷惑をかけず、嫌われないようにするための処世術が紹介されています。
さて、そもそも「お先に失礼」するのは何のためでしょうか。本書では、決して仕事をサボりったり、楽をしたいと言ったような後ろ向きな発想ではなく、会社だけの人生ではない、プライベートな部分を充実させ、人生を全体を豊かにするためです。
しかし、「お先に失礼」するために、仕事を中途半端にこなしていては、単にサボっているだけです。きちんと仕事をこなしながら、お先に失礼するためには、日々の業務の効率化を図っていく必要があります。例えば、多くの時間を占める会議の進め方や段取り、メールの送り方から、コピーの取り方など細かいけれども、こうした日常業務は意外と時間を取られているかと思います。
会議自体を減らしていく事も重要ですが、合議制が強く求められる組織においては、会議というプロセスを踏むのも必要不可欠です。それならば、会議をいかに効率的に運営し、効果のあるものにするかを考えて、会議を設計することを心がけます。コピーの取り方でも、資料の修正のタイミングを含めて、いつコピーするのが最も効率的なのか、そうした細かい日々の業務を効率化していくことを勧めています。
もちろん、こうした日々の業務の効率アップはもちろん、自分でやるよりも、得意な人にお願いした方が効率的な仕事もあるでしょう。そうした依頼出来る人リストを作ったり、どうお願いすると働いてもらいやすいのかを把握しておくことも重要です。
業務時間中は、上記のような効率的な仕事をこなしていても、社会人・組織人として、当然ながら「つき合い」も重要です。それらをすべて断っていたら、人間関係もうまくいかないこともあるでしょうし、結果、職場においても成果を出す事が難しくなってしまうでしょう。そこは飲み会には出つつも、後に予定を入れることで、二次会などの誘惑になびかないようにするなども重要です。
こうしたことを続け「あの人は早く帰る人」だという認識を周りの人に植え付けるブランディングを行うことで、より簡単に「お先に失礼」しやすくなっていきます。
しかし、それでも、和を重んじる日本企業・組織においては、こうした行動はまだまだ特殊で、「出る杭は打たれる」ではありませんが、周りの人間に変に目をつけられたり、嫌われてしまっては、組織の中で、成果を出していくことは困難になります。周りに人に嫌われないようにするためにも、普段から周りに感謝を伝えたり、普段の行動・発言もまずは保守的な態度から入っていくなど、本書はこうした箇所も含め、組織で浮かないようにしつつ、自身のペースを作っていくための実践的な内容となっております。
本書は、上司や周りが残っていると帰りにくい、仕事自体が多く残業が多くなりがちである、など、仕事に多くの時間を支配されてしまい、仕事とは別のやりたい事になかなか時間が確保出来ていない人のための、時間管理術と処世術です。ついつい仕事が断れない人など、角の立たないよう、自身の時間を確保したい方などにお勧めです。
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不況の今、会社にとって必要な人材とならなければ、いつクビを切られるか、もしくは会社自体がどうなってしまうかも分からない環境の中で、必要とされる人材になれるかが重要になってきています。
本書のサブタイトルには「出世が早い!にはコツがある」とあります。昨今、組織の中で出世を望んでいる人も少ないようですが、今の時代、出世をするためだけでなく、生き残る上でも、「必要とされる」「選ばれる続ける」ことがさらに重要になっています。
本書は、会社・組織の中で「選ばれ続ける」ための法則を紹介していますが、この「選ばれ続ける」というのは、要はチームとして一緒に仕事をしたい、パートナーとして、取引相手として一緒に仕事をしたいと思われる、ということであり、決して会社組織の中でだけ通じる法則ではありませんし、逆に、会社に外に出ても通用するような法則という程、極端なものではありません。
つまり、「個」としての実力と、「協業」できる他者とのバランス感覚を持ち合わせているか、どうかを含めた法則となっており、より実践的であると思います。
会社にとって必要な人とは、会社の目標達成に貢献できる人です。そうした人材となるために、本書では以下の5つのステップを紹介しています。
(1)基準を知る
(2)期待を知る
(3)期待に応える
(4)ギャップを知る
(5)不足を埋める
会社や組織、自身のポジションによって、評価の基準や、自身に求められる期待が異なります。まずはそれを知る事、知った上で、効果的な自己啓発を図っていくことを勧めています。当然ではありますが、闇雲に頑張るのではなく、こうした組織を知る事は意外とおろそかになりがちです。
本書では、こうした環境によらず共通する法則を「心・技・体」という枠組みで紹介しています。ですので、基本的な内容であり、新入社員に教え込むような内容かも知れませんが、まだまだ自身でも出来ていない法則がたくさんあったので、挙げてみます。
<心>
・信用を死守する。
・会議は空気を読む訓練
・感謝がいい人間関係をつくる
・頼まれたらすぐやる
・自分を信じ切る
・自分で考え解決する習慣を
・会議に対するコスト意識を
<技>
・真の営業とは自分を売ること
・話はとにかく短く
・仕事の指示は「超」具体的に
・判断では上司から指導を
<体>
・正しい姿勢で健康維持
・休憩も大事な仕事
・新しいことに挑戦し続けよう
・会社のためになる提案をしよう
これら、非常に基本的なことではありますが、こうした基礎がしっかり出来ている人というのは、確かに傍から見ていても、多くの仕事を任されていると思いますし、そうでない人はそれなりの立場でとどまってしまっているように思います。
これから社会に出る新入社員~3年目くらいの方にはもちろん、10年目の方でも、今一度基礎が出来ているかチェックしたり、後輩を指導する上での一つの指標とすることもできるのではないでしょうか。また、上記紹介されている法則も重要ですが、「選ばれ続ける」という意識を持つ事からして、改めて意識することが重要ではないかと思います。
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