宮崎シーガイアリゾート再建のセミナー
昨日、アクシアムというエグゼクティブサーチ会社の主催するセミナーに行ってきました。無料だったので。
セミナー内容は、2001年に破綻した見宮崎にあるシーガイアの再建を行ったフェニックスシーガイアリゾート代表取締役の丸山氏による、再建の現場のお話と、キャリアについてのディスカッションの二部構成。
丸山氏は三菱商事で鉄鋼関係の仕事をされたあと、米国でMBAを取得、GEに入社し、GE生命の再建。そして、全長野県知事の田中康夫氏に引き抜かれ、長野県の産業・雇用関係の仕事に従事。その後、リップルウッドの契約社員(社長)として、フェニックスシーガイアリゾートの再建に携わるという、変わった経歴の持ち主。
当初、ファンドのオーナーとしてシーガイアの再建を見守っていたものの、運営を委託していたスターウッドの再建のスピードが遅く、キャッシュの流れで見れば赤字状態が続いていた。そこで、本人自身が直接的にかかわり、Pride Of Seagaiaのコンセプトのもと、誇りを取り戻す再建計画を実施。約半年で黒字化までこぎつけ、従業員にも誇りを取り戻したという話。
ざっくりとした話でしたが、トップの仕事は方向性を示し、仕組みを作ることで、改善策等はボトムアップ、それを実行するのはトップダウンと、責任と権限も明確にすることが大事なのだと思いました。
もう少し従業員のモチベーション管理の話を聞きたかったのですが、キャリアセミナーということもあり、あまり詳しくは聞けませんでした。
印象に残ったエピソード。
丸山氏が米国に留学中のホストファミリーの話をされていました。そのホストの父親は経営コンサルティング会社を経営しているコンサルタントなのですが、息子さんが障がい者になってしまったそうで、その父親がとった行動というのが、すごい。
NPO法人を立ち上げ、障がい者雇用を行う事業を開始して、きちんと収益もあげながら、息子に働く場所を作ったのです。また、息子の人権擁護のために、母親は弁護士になったそうです。
こういった事もあり、丸山氏はマネジメントに興味を持ったそうです。
日本はまだまだNPO活動が盛んとはいえません。それも、NPOをマネジメント出来る人材がいないからではないでしょうか。日本にも、徐々にプロの経営者、経営のプロと言われるような人が出てきている気がしますが、そういった人材が増えることで、収益をあげながら、継続可能なNPO団体が増えて、国がやっている非効率的な業務等を代替できるようになると良いと、丸山氏は訴えていて、そのあたりはとても共感できました。
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